氷下待網漁(こおりしたまちあみりょう)

冬の凍結した湖で行われる、氷下待網漁。
明治時代から行われている、伝統的な漁法です。

冬の北海道ならではの体験をご紹介します。

漁場は凍結した風蓮湖

風蓮湖が凍結したのち、氷に穴をあけて網を仕込み、何日か経った後に網を引き揚げます。
何人もの漁師さんがやっているので、網を仕掛ける場所は、毎年抽選で決められるそうです。

上の写真では、氷の穴から左右方向に、長さ20mほどの網がしかけられています。
それを引き上げると、たくさんの魚がかかっていました。
すみません。網の構造など詳細は、詳しいサイトにお譲りします。m(_ _)m

たくさん獲れました

主な水揚げは、氷下魚(こまい)です。
他に、チカ、ボラなども獲れていました。
日によって、ワカサギが多かったりチカが多かったりカレイが多かったりするそうです。

今回は、この伝統的な漁のオーナー制度というのに参加してみました。
網を仕込むのを、見学可能。(今回は時間がとれず、行けませんでした(泣))
網の引き上げに参加して、水揚げされた魚は持ち帰り放題!!

というものです。

今年は豊漁らしく、文字通り、持ち帰り放題!!
ヒラメは雑魚になりますが、我々にはごちそうなので、たくさんいただいてきました(笑)

また、漁港のところでは、炭火が用意されて、氷下魚をその場でさばいて、焼いてくれます。
めちゃめちゃおいしい、焼氷下魚が食べ放題状態でした。

オオワシ・オジロワシがたくさん見られます

氷下待網漁のもうひとつのトピックが、オオワシ・オジロワシです。
漁師さんが雑魚を捨てて帰るのを知っているので、漁が始まるとおびただしい数の、オオワシ・オジロワシ・トビ・カラスなどが集まってきます。
夜明けくらいの時間から、漁師さんのスノーモービルの音を聞きつけて、飛んでくるそうです。
漁のツアーに、野鳥撮影を目的に参加される方もいらっしゃるようです。

今回お世話になったのは、ノースクルーズ さん。
他にも、体験ツアーなどをしていらっしゃる漁師さんやガイドさんもあるようです。

2023/2/1

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