クルマでの北海道旅行のあれこれ

北海道旅行といえば、レンタカーを借りて、ドライブ旅行というケースが多いのではないでしょうか?
地元と違って、勝手がわからない部分もあるかと思います。
いろいろネットでも紹介されていると思いますが、ここでもまとめておきたいと思います。

雪道ドライブについては、また別途書きたいと思います。
追加情報がご希望であれば、右の「お問合せ」よりご質問ください。

どれくらいのペースで走れるのか?

これは、けっこう目にする機会がある情報だと思いますが、概ね、

時速60km

で、走ることができます。
国道の流れとしては、制限速度プラスアルファで70km/hくらいでしょうか?
信号がなく、クルマも少なく、平均で、60km/hくらいで移動できてしまいます。
カーナビは、一般道の移動速度を平均40kmくらいで設定している場合が多いので、所要時間を1.5倍に見積もって到着予想時刻を割り出します。
よくお客さまからお電話をいただいて、「夕食に間に合いそうもない」とおっしゃっても、結局は余裕で間に合うということが多々あります。
なので、カーナビは、到着予想時刻を見るのではなく、目的地までの距離で見るのが正解です。
35km先には35分後に着いている。
という見方をすれば、それほど予想を外さないと思います。

その点、Googleマップでの予測は、かなり正しいです。
実際に多くのスマホの移動の結果から予想時刻を割り出しているので、正しい予測になります。

旅行計画を立てるときのヒントです。
行きたいところを結んでみて、240kmあったとします。
平均60km/hでは4時間かかりますね。
朝9時に出発して、17時到着を目標にすると、8時間です。
4時間は走っているので、4時間は食事や観光に充てられます。
そんな感じで計画すれば、無理のない予定が組めると思います。

注意!
札幌、旭川などの市街地や、峠道などは、それなりに平均速度が落ちます。
高速はそれなりに平均速度が上がりますが、一車線の多い区間は、あまり一般道と変わらないかもしれません。

動物注意!!

レンタカーを借りるときに、「エゾシカに注意してください」と言われると思います。
エゾシカにぶつかる事故は、その他の事故に比べてとても多いそうです。
特に道東は、自然豊かな地域を走ることになるので、道ばたでエゾシカを見かけることもしばしばです。

エゾシカがこっちを見ているから大丈夫と思っていると、実は全然見ていなくて、突然飛び出してきます。
群れで行動していることが多いので、一頭道路を横切ったら、その次が来ると思ったほうがいいです。
一般道は時速60km制限なので、そこから大幅にオーバーしていると、エゾシカをよけきれなくなってしまいます。
スピード違反はもちろんいけませんが、動物との事故を避けるためにも、スピードの出しすぎには注意しましょう。
そして、エゾシカを見かけたら、少しスピードを控えるようにしましょう。

クルマを止めると寄ってくる、おねだりギツネにも注意しましょう。
そもそも、誰かがエサをあげてしまったせいで、寄ってくるようになっています。
事故にあう確率が上がっているので、けっしてキタキツネのためにはなっていません。
エサやりは、絶対にやめましょう。

道路標識

このページの一番上の写真は、開陽台展望台近くの、「ミルクロード」です。
道路の左側の上の方に、赤白しましまの矢印がありますね。
これは、「矢羽根」と言われていますが、雪の多いところ特有の標識です。
”道路はここまでだよ”ということが、雪が積もっていてもわかるようになっていて、除雪するときの目安だったり、吹雪いて視界が悪い時に役立ったりします。

上の項目で書いたような動物の出没するところには、「動物注意」の注意標識も出ていますので、気に留めて運転しましょう。

時々面白い標識もあるので、記念撮影もいいかもしれません(笑)

ガス欠注意

早めの給油をおススメします。
半分切ったら入れましょう!!

信号がなく、ペースもよいので、燃費はかなり伸びますが、ガソリンスタンドの間隔も広がるので、注意が必要です。
街中はちゃんとガソリンスタンドがありますが、郊外に出ると極端に少なくなります。

また、小さい町のスタンドは営業時間が短いなど、都会では信じられないような状況もあります。
町に一件しかないガソリンスタンドが、臨時で閉まっていたりするとお手上げです。
JAFのお世話になったというお客さまがいらっしゃいましたが、そのJAFの到着までの時間も都会で考えるよりもはるかに長くかかります。
ガソリンメーターの半分まで来たら、給油するのが良いと思います。
「翌日の朝出発後」と考えるより、「その日の到着前に」という早め早めの給油を心がけましょう。

MAPCODEを使いこなそう

近年、浸透してきておりますので、ご存知の方も多いのではないかと思います。
デンソーが開発した、MAPCODEは、とても便利で、今はほとんどのカーナビに搭載されてきているようです。
例えば、ぽらりすのMAPCODEは、
731 378 623
となり、9桁の数字で表されます。
さらに詳細を表す、プラス2桁のコードもありますが、9桁で十分な精度です。

この数字をカーナビに入力すると、ピンポイントで目的地を設定できます。
最初は、デンソー系、トヨタ系のナビだけでしたが、現在は多くのカーナビに搭載されています。
ただ、デンソー系以外のナビでは、目的地設定メニューの深めのところにあるので、探すのに苦労するかもしれません。レンタカーを借りるときに聞いてみるのもいいかもしれません。

MAPCODEの良いところは、そこに誰も住んでいなかったり、建物などがなくても指定できるという点です。
例えばぽらりすの近くだと、神の子池は、池があるだけで、そこを指し示す電話番号はありません。
それでもMAPCODEを入力すれば、迷うことなく案内してくれます。

ぽらりすホームページの見どころ案内には、すべてMAPCODEを記述してあります。

さて、そのMAPCODEをどうやって調べるか・・・です。
パソコンであれば、マピオンの地図で調べられます。右クリック→地図URLで出てきます。
旅行中はスマホで調べたいので、私は「NaviCon」というアプリを利用しています。
androidでもiPhoneでもあるので、使ってみてください。

交通ルールを守ろう

北海道でなくても同じですが、交通ルールを守りましょう。

ただ、北海道の特に道東は、人口密度が低く、まっすぐな道路が多く、信号も少ないので、ついついスピード違反をしてしまいがちな環境です。
あと、見通しがよいところが多いので、一時停止をしたつもりでも、ついつい止まらずに出て行ったりしてしまいます。
ぽらりすの近くにもかなりの頻度でサイレンが鳴り響くポイントがあったりします(泣)

やはり、基本はルールやマナーを守ること。
楽しい旅行は、最後まで楽しく走りたいですね。

2022/9/8

ペンションぽらりす
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北海道川上郡弟子屈町
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