流れ星を見たい!

夜空に一瞬流れる、流れ星。
願い事を3回唱えれば、かなうといわれていますね。
3回はとても無理ですが(笑)、ロマンティックな気分になる天文現象です。

一度も見たことがないという方も、ちょっと外に出てみれば、見られるチャンスはあると思います。
流れ星を見るための情報を書いてみました。

流れ星ってなに?

そもそも、流れ星とは何でしょう?

J-POPの歌詞で、夜空の星が流れて・・・みたいなものがありますが、夜空に輝いている星が流れるというわけではありません。

はるか遠くの宇宙の出来事ではなくて、地球の近くで起きていることなんです。
宇宙空間に漂っている、小さいチリの粒が、大気中に飛び込んできたときに、光って見えるのが流れ星です。
細かい話を言うと、その粒が燃えているわけではなくて・・・とかありますが、難しい話は専門書に譲りたいと思います。
地上から、おおよそ100~200kmの高さで光るといわれています。

チリの粒なので、いつどこに流れるかを予測することはできません。
それが、流れ星を見ることを難しくしています。

流れ星はいつみられる?

でも、安心してください。
平均すると、流れ星は1時間に4~5個も流れているそうです。
10分~15分見ていれば、見られるということですね。

実際、お客さまと一緒に星を見ていると、20分くらいのあいだに、1回2回、「あ、流れた!」という声を聞きます。
私はたいがい、望遠鏡を操作していたりするので、見られないのですが(泣)

その日ごとや季節ごとに、多少増減はありますが、どの季節でも見ることができます。
夜が長い秋~冬がおススメかもしれません。

流れ星を見るには・・・

流れ星を見られる確率を上げるための条件を、少し考えてみました。

【暗いところで見る】
星を見るのに暗いところに出るのは当たり前ですが、さらに暗さを追求してみましょう。
小さな流れ星まで、見えるように、できるだけ真っ暗なところで、自分の目を慣らして、空を見上げましょう。
月がない日を選ぶのも見られる確率を上げてくれます。

【広い視野で見る】
できるだけ、建物や木々で、空が邪魔されないところで見たほうが良いですね。
もう一つ、自分の目についても、一点を集中してみるのではなくて、ぼんやりと広い範囲を見ていると、視界のどこかに流れる光をキャッチしやすくなると思います。

【リラックスしてのんびりと】
ずっと空を見上げていると、首が痛くなります(笑)
ぽらりすでは、折り畳みのイスをお貸ししておりますので、椅子にもたれて首を預けて上を見ると、楽な姿勢で見上げていることができます。
ゆっくりとおしゃべりでもしながら、見上げていれば、きっと流れ星を見ることができるでしょう。

【道具は必要?】
双眼鏡や望遠鏡などの道具は必要ありません。
自分の目があれば大丈夫!
目にあった、メガネやコンタクトはお持ちください。

流星群について

こうやって書いてくると、「流星群を狙えばいいのでは?」という話になってきますね。

確かに、流星群の時は、たくさんの流れ星を見られる確率が高くなります。

国立天文台のページに主な流星群が掲載されています。
その中でも、3大流星群と言われているのが、「しぶんぎ座流星群」「ペルセウス座流星群」「ふたご座流星群」です。
よく見ると、その3大流星群以外は、それほどたくさん流れるわけでは無さそうですね。

ご旅行の日程を、流星群に合わせられればラッキー。
そうでなくても、きっと流れ星に出会えるはずです。

ご質問などあれば、遠慮なくお問合せページよりどうぞ!

2022/10/1

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