北極星という言葉は、ほとんどの方が聞いたことがあると思います。文字通り、天の北極にある星ですが、その星の名前が「ポラリス」です。
方位を知ることは、星を見るときの基本なので、プラネタリウムや星空観察会などでも、北極星の探し方を最初に解説する場合が多いようです。
ポラリスの探し方をマスターして、ぽらりすの空で、ポラリスを見つけてみてください！！

北斗七星は、有名な星の一つです。
実は、北斗七星座という星座があるわけではなく、おおぐま座の一部なのです。
文字通り、ひしゃくの形をしているのもおなじみです。
その七つの星から北極星を探す方法は・・・

ひしゃくの形の水をすくうほうから二つの星を線で結びます。
その線の長さを水をすくう側に５倍に伸ばしたところにある星が北極星です。

カシオペア座も有名な星座の一つです。
北極星を探す道具としてだけでなく、Ｗの形（Ｍの形）がわかりやすいので、覚えやすいですね。
そのカシオペアから北極星を探す方法は・・・

両側のそれぞれ２つの星を線で結びます。
その線をそれぞれ延ばすと、ぶつかるところがあります。
ぶつかったところと真ん中の星を結んで、それを５倍に伸ばしたところにあるのが北極星です。

実際に精密に線を引くと、北極星は５倍のところぴったりにあるわけではありませんが、十分実用的です。

ぽらりすのある北海道は緯度が高いので、北極星が高いところに見えます。
そのため、北斗七星もカシオペア座も、視界が開けているところであれば、ほぼ一年中見ることができます。

自分の好きな方の探し方で、北極星を見つけてみてください。