天の川を見たい!

天の川ってなに?

七夕の時期になると、天の川という言葉が必ず出てきますが、天の川って何でしょうか?
細かい話は抜きにして説明すれば、「星」です。
天の川のある方向は星がいっぱいあるので、それが川のように見えているのです。

どうして、その方向にいっぱいあるの?とか、疑問は出てきますが、それはまた機会に書くことにして、
今回は、天の川を見るには、どんなことを気を付けてぽらりすに来ていただくのがよいかをまとめてみました。

天の川はいつ見える?

天の川といえば、七夕を思い出すので、夏にしか見えないと思っている方もいらっしゃると思います。
実際は、ほぼ1年間いつでも見られる可能性があります。
天の川の星の帯は、地球の周りをぐるっと一回り囲んでいるので、いつの時期でも見えないということはないのです。

ただ、春の天の川は、地平線近くに横たわっているので、ちょっと見にくいです。
ぽらりすの空はとても暗いのですが、さすがに地平線近くは遠くの街の明かりが空に映って、明るくなってしまいます。

ただ、春の天の川でも、20時21時という宵のうちは見にくいですが、夜中になれば上ってきて見えるようになります。

一年中見える天の川ですが、場所によって濃い薄いがあります。
上の写真は、天の川の濃い部分です。
濃い部分が見やすいのは夏の時期です。
織姫、彦星にはさまれた天の川も夏~秋に見ることができます。

冬の天の川は、少し薄いですが、ぽらりすの空の暗さであれば、十分見ることができます。

天の川を見るには

天の川は、星が集まって見えているのですが、一つ一つの星は、かなり暗い星が多く、天の川自体もそれほど明るく輝いているわけではありません。
現在、日本の人口の70%は、天の川が見えない環境で生活しているそうです。
ヨーロッパでは60%、北米では80%、全世界で見ると、1/3だそうです。(2016ナショナルジオグラフィック記事)
天の川が見られない理由は、空気が汚いということのほかに、街の明かりが明るすぎて、それが空を明るくしてしまう。ということもあります。

ぽらりすは、空がとても暗く、星が見やすい立地なので、天の川もよく見えます。
もちろん、毎日100%見えるわけではありません。
旅行の計画を立てるときには、以下の点を注意しましょう。

【月のない日を選ぶ】
暗い夜空の中で、月は、本当に明るいです。
月があると、その明るさで、天の川の淡い光はかき消されてしまいます。
月を避けるためのヒントは、こちらに書いています

【晴天率の良い時期を選ぶ】
いくらぽらりすの空が暗いといっても、晴れなければ、天の川を見ることはできません。
晴天率が高いのは、秋~冬~春、です。
残念ながら、夏のあいだは晴天率がなかなか上がりません。
昼間は晴れていても、夕方から曇ったり霧が出たり・・・翌朝の雲海にはつながるのですが、星を見るという意味では、夏はなかなか厳しいです。
もちろん、100%ダメということではありませんので、月の暦を確認してチャレンジしていただければと思います。

2022/7/27

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